とっとこさがすよのっぽくん


のっぽくん:「たいへんだーぼくの本がな〜い!!」

タイショーくん:「どうしたんだよ、のっぽ〜」

のっぽくん:「僕の大事な本がなくなったんですよ!!」

タイショーくん:「ちゃんと探したのかよ〜」

のっぽくん:「ぼくが物をどこかに置き忘れることなんて絶対にない!」

タイショーくん:「そーかい、そーかい」

のっぽくん:「ハム太郎くんだ!」

     ドドドドドドォォォ ←走っていく音。

タイショーくん:「どこいくんだよ!のっぽー」


●ハム太郎の家●  ←そこまで!?


ガチャガチャガチャ ←のっぽくんが窓を開けてる音。

ハム太郎:「なんなのだ?外が騒がしいのだ」

のっぽくん:「ハム太郎くん!!」

ハム太郎:「わっ!なんなのだ!?」

のっぽくん:「僕の本返してください!!!」

ハム太郎:「本?そんなの知らないのだ」

のっぽくん:「しらばっくれるなーーーー!!!この前僕の本見て何が書いてあるのか見ようとしてたじゃないですか!!」

ハム太郎:「ばばばばばれてたの?!」

のっぽくん:「早く僕の本を返さないと、人の本を盗み見していたことを、ハムハムタイムズに載せてばらまきますよ!!」
                   ↑人じゃないし

ハム太郎:「規模小さいのだ。そんな小規模な範囲じゃ僕はイメージダウンしないのだ」

のっぽくん:「本返せーーーーー!」

ハム太郎:「知らないのだ!僕は盗み見しようとしたけど、盗むなんて事はしないのだ!」

のっぽくん:「ホントですか〜?」

ハム太郎:「その前に、のっぽくんの本なんて、盗む価値もないのだ」

のっぽくん:「その価値の無いものを盗み見してたのはどこの誰ですっけ??(怒)」

ハム太郎:「ただの好奇心なのだ」

のっぽくん:「はっ!!かぶるくんだ!」

     ドドドドドドォォォ ←走っていく音


●地下ハウス●


のっぽくん:「かぶるくん!!」

かぶるくん:「どうしたの、のっぽくん?うるさいぞ」

のっぽくん:「僕の本返してください!!」

かぶるくん:「のっぽくんの本!?知らないぞ」

のっぽくん:「知らない?かぶるくんが盗んだのはもう分かってるんですよ!」

かぶるくん:「盗む!?この温室育ちの僕がそんなことするはず無いぞ!!」

タイショーくん:「うぬぼれんなーーーー!!!」

       ボコッ ←タイショーくんのアッパー!

かぶるくん:「ウゴッ!!」

のっぽくん:「かぶるくん!しらばっくれても無駄ですよ!僕見たんですから!かぶるくんが、僕の本をかぶろうとしている所を!」

かぶるくん:「そんな硬いものかぶるわけないぞ!(虚ろな目)」

        ガチャ ←トラハムちゃん入室 

トラハムちゃん:「あっ!のっぽくん!この本・・・。」

       ボコッ ←のっぽくんのアッパー!

トラハムちゃん:「ウゴッ」

のっぽくん:「よかったー僕の本見つかった!」

トラハムちゃん:「そ・・・・れ・・・お・・ちて・・・・・・た・・・・・ガクッ」

のっぽくん:「本も見つかったことだし、家に帰ろうっと!」

      ドドドドドドォォォ ←走っていく音

タイショーくん:「一体なんだったんだ?」

                     END





久しぶりに書いたのっぽくん話。のっぽくんは命の次に本が好きみたいです。

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